7番ウッドの飛距離目安は?上手な使い方やユーティリティとの違いも解説
初心者でも扱いやすいとして、アマチュア・プロ問わず使用されることの多い7番ウッド。フェアウェイウッドには7番ウッドの他にもさまざまな種類があり、近年ではフェアウェイウッドの代わりとしてユーティリティの使用も増えています。7番ウッドを上手く使うためには、飛距離目安や特徴を押さえることが重要です。今回は、7番ウッドの平均飛距離をふまえて、上手な使い方やユーティリティとの違いなどを解説します。
目次
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7番ウッドの平均飛距離
フェアウェイウッドの中でも1番下のクラブであり、ショートウッドに含まれる7番ウッドの平均飛距離は、一般男性で平均180ヤード前後です。
| 男性 | 女性 |
|---|---|
| 平均180前後(160~195) | 平均125前後(95~160) |
7番ウッドは一番下のクラブであることからも、打ちやすい点が特徴です。ボールが上がりやすく、かつサイドスピンがかかりにくいためミスショットを抑えることができます。
飛距離は3番アイアンと同じくらいですが、3番アイアンよりも扱いやすく、少ない力でボールがしっかり上がります。
7番ウッドの特徴
比較的簡単にボールを飛ばせる7番ウッドの特徴は次のとおりです。
・ボールを高く上げやすい
・悪いライから打ちやすい
ここでは、7番ウッドの特徴を1つずつ詳しくみていきます。
初心者でも扱いやすい
7番ウッドは3番アイアンと同じくらいの飛距離を獲得できますが、アイアンに比べて扱いやすい点が特徴です。アイアンよりボールの飛距離を稼げるのは、7番ウッドが低重心で芯が広いためです。ダフリなどのミスショットが起こりにくいことから、初心者でも扱いやすいクラブです。
ボールを高く上げやすい
7番ウッドのロフト角は20~22度ほどと、4番アイアンと同程度です。またロフト角が同程度のユーティリティと比べるとシャフトが長いため、ボールが高く上がりやすいといえます。少ない力でもボールを高く上げやすいことから、初心者にもやさしいクラブなのです。
悪いライから打ちやすい
悪いライからでも、7番ウッドであればコントロールしやすいため、ミスが起こりにくくなります。たとえばバンカーから打つ場合、少ない力でもボールを高く上げられるため、比較的簡単にバンカーから飛距離を伸ばすことが可能です。また、砂の上を滑りやすいため、アイアンよりも打ちやすいといえます。
7番ウッドを上手に使うポイント
初心者でも扱いやすいほどやさしい7番ウッドですが、さらに上手に使うには次のポイントを押さえましょう。
・低いスライス、打球を改善したいときに使用する
・ボールを上げようとしすぎない
7番ウッドを上手に使うポイントを1つずつ詳しく解説していきます。
ソール幅が広いため、払い打ちにする
7番ウッドはソール幅が広いため重心が低く、少ない力でもボールが上がります。そのため、力を入れて打つ必要はなく、払い打ちにすることでメリットが発揮されます。たとえダフったとしても、ソールが広いためボールもしっかりと地面を滑ってくれます。
低いスライス、打球を改善したいときに使用する
7番ウッドは少ない力でもボールが上がりやすいクラブであるため、低いスライスを改善したい時は積極的に使用してみてください。ボールが上がりやすいと飛距離が伸ばしやすいだけでなく、バンカーのようなミスが起こりやすいショットの成功率も上がります。低いスライスを改善したい、ミスショットを減らしたいといった人に最適でしょう。
ボールを上げようとしすぎない
飛距離を伸ばしたい、バンカーからボールを出したいとなると、ボールを上げたい意識がショットにも反映されてしまいます。ボールを上げようとしすぎると、すくい打ちなどのミスが出やすくなります。自然の力に身を任せて、力まずに打つことがポイントです。
体幹とスイングの関係
7番ウッドを上手に使うには、実は体幹の安定が重要です。骨盤が安定していないと、スイング軸がブレてミスショットの原因に。特にゴルフで重要なのは骨盤の前傾角度を維持することです。
ユーティリティと7番ウッドの違い
7番ウッドは3番アイアンと同程度の飛距離、4番アイアンと同程度のロフト角を持つクラブです。一方、ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの中間的役割を持つクラブであることから、7番ウッドやアイアンの代わりに使用されることもあります。
そんなユーティリティと7番ウッドには、次のような違いがあります。
・ソール幅の広さ
・重心深度
シャフトの長さ
フェアウェイウッドのシャフトは、ユーティリティと比べて長い点が特徴です。3・4番ユーティリティは7番ウッドと同程度の飛距離を獲得できますが、7番ウッドの方がシャフトが長いため、理論的には飛距離を伸ばしやすいといえます。一方、シャフトの短いユーティリティは7番ウッドよりもコントロールしやすい点がメリットです。
ソール幅の広さ
フェアウェイウッドは、ユーティリティに比べてソール幅が広いです。ソール幅が広いと低重心となるため飛距離が獲得しやすく、ボールが上がりやすいためバンカーでもミスショットが起こりにくくなります。対して、ソールが狭いとフェースのコントロールがしやすいため、臨機応変なショットが打てる点がメリットです。
重心深度
フェアウェイウッドは重心深度が深いためボールが高く、キャリーを出しやすい点が特徴です。一方、ユーティリティは重心深度が浅いためボールが低めとなり、ランも出しやすい特徴があります。どちらも飛距離を出しやすいクラブといえますが、7番ウッドの方がより扱いやすいといえます。
フェアウェイウッドは狙う飛距離で使い分けるのがおすすめ
フェアウェイウッドはドライバーの次に飛距離を伸ばせるクラブであり、その中でも主に使用されるのは3番・5番・7番ウッドあたりです。7番ウッドはショートウッドであるため、平均飛距離は一般男性で平均180ヤードほどとなります。
高スコアを出すには、1打目からアイアンまでの距離差を埋めるために、最適なフェアウェイウッドを選ぶことがポイントです。ある程度飛距離が獲得できるフェアウェイウッドは、獲得したい飛距離に応じて使い分けることが重要です。ユーティリティと比べるとソールも広いため、ダフリにくいメリットもあります。
ドライバーが得意・好きだがアイアンが苦手、長いクラブに苦手意識がない人はフェアウェイウッドを採用して上手く使い分けてみましょう。
7番ウッドの平均飛距離は一般男性で180ヤード前後!
フェアウェイウッドの中でも1番下のクラブである7番ウッドの平均飛距離は、一般男性で180ヤード前後です。7番ウッドは少ない力でボールが上げやすく、悪いライからでも打ちやすい点が特徴です。初心者にもやさしいクラブであるため、特に低いスライスを改善したい人にはおすすめです。7番ウッドの代わりにユーティリティを採用する場合は、その違いも押さえたうえで自分のスキルや目的にあった最適なクラブを選びましょう。
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