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フェアウェイウッドの飛距離は?ユーティリティとの使い分けポイントも解説

フェアウェイウッドの飛距離は?ユーティリティとの使い分けポイントも解説

フェアウェイウッドはセカンドショット以降で使われることが多い、ドライバーの次に飛距離が稼ぎやすいクラブです。フェアウェイウッドには4つの番手があり、番手によって飛距離やクラブの特徴が異なります。一方、最近ではフェアウェイウッドの代わりにユーティリティを使用する人も増加傾向にあります。今回は、フェアウェイウッドの飛距離や特徴、ユーティリティとの使い分けについて詳しく解説します。

目次

フェアウェイウッドの飛距離目安

フェアウェイウッドは、ドライバーの次に飛距離が獲得できるクラブです。ヘッドスピードによっても飛距離は異なりますが、飛距離の目安は次のとおりです。キャリーのみの数値であるため、ランは含まれません。

番手 男性 女性
3 185(165~220) 145(115~175)
5 175(155~205) 135(105~165)
7 165(145~190) 125(95~155)
9 155(135~175) 115(85~145)

フェアウェイウッドは主にフェアウェイからのセカンドショット以降に使用されるクラブです。飛距離を獲得することはもちろん、そこまで飛距離を稼ぐ必要がないミドルホールなどでも使用されます。なお、フェアウェイウッドは番手によって次のように呼ばれることもあります。

・3番ウッド:スプーン
・4番ウッド:バフィー
・5番ウッド:クリーク
・7番ウッド、9番ウッド:ショートウッド

フェアウェイウッドとは

ラウンドに欠かせないフェアウェイウッドの特徴は、次のとおりです。

・シャフトが長いため飛距離を稼げる
・クラブヘッドが大きいため、ボールをとらえやすい
・ソール幅が広いため、ミスが少ない
・重心が深いため、ボールが高く上がりやすい

フェアウェイウッドは、ドライバーの次に飛距離を伸ばせます。飛距離を稼ぎつつも、ある程度狙いを定めて打ちたい時や、2打目に使用されることが多いクラブです。

特に7番ウッドは初心者でも使いやすく、少ない力でボールを高く上げやすいためバンカーショットにも向いています。また、ソール幅が広いためダフってもボールが芝の上を滑りやすく、ミスショットが抑えやすい点も特徴です。

フェアウェイウッドの一般的なシャフトの長さ、ロフト角は次のとおりです。

番手 シャフトの長さ ロフト角
3 43.5インチ 15度
5 42.5インチ 18度
7 41.5インチ 21度
9 41インチ 23度

フェアウェイウッドはシャフトが長いため、ボールに当てるのが難しいという特徴もあります。しかし、シャフトが長いと飛距離が獲得しやすいため、当てられるようになればうまく狙った場所にアプローチできるようになります。

フェアウェイウッドの選び方

フェアウェイウッドには4種類のクラブがあるため、スキルや特徴に合わせて最適なクラブを選ぶ必要があります。選び方の主なポイントは以下のとおりです。

・初めは5番、7番を使用する
・シャフトの長さと重量のバランスを考える
・ヘッドの大きさと形を考える

フェアウェイウッドの選び方について1つずつ詳しく解説していきます。

初めは5番、7番を使用する

フェアウェイウッドは3・5・7・9と番手が分かれており、番号が小さいほど飛距離が大きく、ボールが高く上がります。3番は最も飛距離を稼げますが、そのぶんシャフトが長くロフト角も小さいため、初心者には難しいクラブです。そのため、初めはフェアウェイウッドの基本となる5・7番の使用がおすすめです。5・7番であればボールが上がりやすいため、少ない力でも飛距離が稼ぎやすいといえます。

シャフトの長さと重量のバランスを考える

クラブごとにシャフトの長さや重量は異なります。長さや重量が違えばクラブを振る感覚が異なるため、一定のショットを保つには重量フローを合わせる必要があります。おすすめは、ドライバーの総重量を基準にクラブの重量を揃えること。フェアウェイウッドはドライバーよりも総重量が重いものを選ぶとよく、ドライバーのシャフト+10g前後が目安です。クラブを振る感覚を統一するために、ドライバーとフェアウェイウッドのシリーズを合わせるのも1つの方法です。

ヘッドの大きさと形を考える

ヘッドが大きいモデルは芯がとらえやすく、クラブを扱いやすい点が特徴です。ボールがまっすぐ打ち出しやすい、ミスヒットに強いといったメリットがあります。
また、ヘッドの大きさ以外にもフェースの厚みや向きにも注目することがポイント。たとえばフェースが厚いと低スピン・低弾道となり、フェースが薄いとボールが上げやすい傾向にあります。それぞれの特徴やメリットを理解して、フェアウェイウッドを選んでみましょう。

ユーティリティとの違いと効果的な使い分け方とは?

ユーティリティは比較的最近登場した、フェアウェイウッドとアイアンの中間的な役割をもつクラブです。フェアウェイウッドの代わりにユーティリティを使用する人も多いですが、どのように使い分けるべきでしょうか。ここでは、フェアウェイウッドとユーティリティの違いを踏まえて、効果的な使い分けを解説します。

ユーティリティとは

ユーティリティはフェアウェイウッドとアイアンの中間的な立ち位置であり、それぞれの長所をかけ合わせたようなクラブです。シャフトはフェアウェイウッドよりも短いため扱いやすくい、中弾道でランが長い点が特徴です。フェアウェイウッドよりもアイアンに近い感覚といえます。

ユーティリティとフェアウェイウッドの違い

【違い】 【ユーティリティ】 【フェアウェイウッド】
・シャフト 短い
(扱いやすい)
長い
(距離を伸ばせる)
・ヘッド 小さい
(繊細な操作ができる)
大きい
(ボールをとらえやすい)
・ソール幅 狭い
(繊細な操作ができる)
広い
(ミスをしにくい)
・重心 浅い
(低め・ランが長い)
深い
(高め・ランが短い)

ユーティリティは扱いやすいだけでなく、コントロール力に優れている点が特徴です。一方、フェアウェイウッドは距離を伸ばしやすく、ミスしにくいため初心者にも扱いやすい特徴があります。シャフトの長さでいえばユーティリティの方が扱いやすいですが、ヘッドやソール幅ではフェアウェイウッドの方が扱いやすいといえます。

おすすめの使い分け方

ユーティリティ ・風の強い日
・平坦なコースでランを伸ばしたい
フェアウェイウッド ・障害物、高低差があるフェアウェイからグリーンを狙いたい
・狙った位置にボールを止めたい

ユーティリティは重心が浅いため強いボールを打ちやすく、強風の影響を受けにくい点が特徴です。また、中弾道でランを稼ぎやすいため、平坦なコースで飛距離を伸ばしたいシーンに最適です。
一方、フェアウェイウッドはボールが高く上がるため、障害物や高低差のあるフェアウェイから飛距離を伸ばしたい場合に向いています。さらに、狙った位置でボールを止めたいシーンでもフェアウェイウッドが活躍します。

フェアウェイウッドの飛距離は番手によって異なる!

フェアウェイウッドは3・5・7・9番手の4種類があり、番手が若いほど獲得できる飛距離も長くなります。番手によってシャフトの長さやロフト角も異なるため、飛距離やクラブの扱いやすさも異なります。また、最近ではフェアウェイウッドの代わりにユーティリティを使用する人も増えています。それぞれ特徴やメリットが異なるため、それらが発揮できる最適なシーンでフェアウェイウッドかユーティリティかを選ぶのがよいでしょう。