【ドライバー別】ゴルフ飛距離の目安とは？飛距離アップのコツや筋トレ方法も解説

【クラブ別】飛距離の目安

飛距離の目安はクラブごとに変わります。ドライバー、ユーティリティなどそれぞれの飛距離の目安を1つずつ解説します。

ドライバー・フェアウェイウッドの飛距離目安

ドライバー、フェアウェイウッドの飛距離の目安は上記のようになっています。自分の飛距離はどのように設定すればよいか迷う人もいますが、「80点ショットの飛距離」とすることをおすすめします。最高のショットを飛距離としたいと思うかもしれませんが、そういったナイスショットはそうそう出ません。実際に出る回数が多い飛距離を自分のクラブの飛距離とするとよいでしょう。

ユーティリティの飛距離目安

アイアンとフェアウェイウッドとの飛距離を埋めるために使用されることの多いユーティリティ。ロングアイアンと比べるとボールが上がりやすいため、ユーティリティを複数本入れる女子プロも増えています。男性もアマチュアゴルファーであれば、女子プロのセッティングを参考にユーティリティを複数本入れるのもよいでしょう。
ロフト角表示がされたユーティリティも多くあります。上記は番手の表ですが、ロフト角を飛距離の目安とするのもおすすめです。以下が目安です。

アイアンの飛距離目安

アイアンはグリーンを狙うクラブです。飛距離が伸びていれば、簡単な番手で狙えるものの、無理に飛ばそうとして大きなミスをしてしまうこともあります。重要なのは、適切な番手でグリーンオンを狙うことです。そのためには番手ごとの飛距離を理解しておくとよいでしょう。

ウェッジの飛距離目安

アイアンと同じように、寄せるクラブと言えるウェッジですが、飛距離を伸ばすというよりは、狙った距離に正確に打てることが重要です。

飛距離の計算はキャリーに加えてランも含む？

ゴルフの飛距離計算はキャリーを含みますが、ランも含んだ方がよいのか迷うとことでしょう。初心者であれば、キャリー距離をしっかり押さえることに留めておいた方が無難です。ランの距離はクラブに左右されるだけでなく、芝の状態や傾斜、スピン量によっても変わるためです。
実際にコースに出ると、ランを出すと得になったり、ランが得すぎてミスになるなどさまざまな状況でプレーすることになります。ランを含んだ距離を把握できていれば、ヤード単位の細かいコースマネジメントもできるので、さらなるゴルフの上達が見込めます。自分の上達具合に合わせて、ランを含んだ方がよいか判断するとよいでしょう。

飛距離が伸びない原因

練習はしているものの、飛距離が伸び悩むこともあるでしょう。飛距離が伸びない原因としては、以下の4つが挙げられます。それぞれの原因について詳しく解説します。

腕で打とうとしている

身体のどこで飛ばしているのでしょうか。腕の力を使って飛ばそうとしていないでしょうか。腕だけでなく、身体のひねりで生み出したパワーを使ってボールを打つことが飛距離を伸ばすコツです。
バックスイングとフォロースルーで90度、身体をひねってみましょう。身体をひねるとうまく打てないという人は、インパクトからフォロースルーまで右足のかかとを上げないようにすると、コントロールが向上します。また、下半身が安定していることも重要です。

力みすぎている

とにかく遠くに飛ばしたいと思い、力いっぱいクラブを振ってしまうと、逆に飛距離は伸びにくくなります。身体に余計な力が入った状態でのスイングは、スピンがかかってしまいます。インパクト時に強い力がかかることによって、バックスピンが増え、ボールが吹きあがってしまうのです。また、力が入ることでスイングも崩れやすくなります。身体の力を抜いて、フィニッシュまで振りきれることを意識してスイングしましょう。

自分に合っていないクラブを使用している

自分に合ったクラブを使用することも、飛距離を伸ばす上で大切です。たくさんの種類があり、迷いやすいゴルフクラブですが、実店舗に行き、実際に試打してみるのがおすすめです。店舗であれば、クラブを選ぶために店員から良いアドバイスももらえることもあります。自分のスイングに合わせたクラブを使用し、飛距離をアップさせましょう。

クラブヘッドの芯で打てていない

重心からフェース面に向かって垂直に線を伸ばした時に、フェース面と交わる１点がクラブヘッドの芯です。この点で打つことでミート率を上げることができ、飛距離を伸ばすことにもつながります。ハーフスイングでこの芯で打つ練習をして、軌道を安定させるようにしましょう。腕の三角形をキープし、体重移動などを意識することも重要です。

飛距離アップのためのポイント

飛距離をアップさせるために知っておきたいポイントをご紹介します。自分ができていない点をチェックして飛距離をアップさせましょう。

自分の飛距離と目標を確認する

まずは、現時点の自分の状況を確認しましょう。飛距離を数値として把握し、現実的な目標を立ててください。一般的なゴルファーの飛距離の目安から、どれくらいを目標にするか決めましょう。

自分に合ったゴルフクラブを選ぶ

自分に合ったゴルフクラブを選び、正しいスイングを身につけましょう。飛距離を伸ばしたいとスイング練習を繰り返していても、合わないクラブではスイング、軌道に変な癖がついてしまうこともあります。自分に合うゴルフクラブ選びは、飛距離を伸ばす点でも重要です。

身体全体を使って打つ

腕だけを使って飛距離を上げようとすると、余計な力が入ってスピンが入り飛距離が短くなることもあります。腕だけではなく、身体全体を使って打ちましょう。バックスイングとフォロースルーで身体を90度ひねって打つことができれば、飛距離を伸ばせるでしょう。また下半身をしっかり踏ん張ることも重要です。

ヘッドスピードを上げる

ボールを打つ瞬間のクラブのフェース面のスピードであるヘッドスピードは、飛距離を上げるために見逃せないポイント。速く、力強くクラブを振ればいい、と力まかせに振るのはNG。ミスショットを出しやすくなるだけでなく、思わぬ怪我をしてしまうこともあります。身体を回転させ、正しいスイングをしてヘッドスピードを上げましょう。

ミートの正確性を上げる

スイングによって作り出されたパワーをどれだけボールに伝えられるかは、ミートの正確性によって異なります。クラブヘッドの芯で打てるよう、ミートの正確性を上げましょう。必要に応じて、ミート率を数値で管理するのもよいでしょう。
芯で打つ練習をハーフスイングで行い、フルスイングにつなげていきます。体重移動などにも意識を向け、安定したスイングを目指しましょう。

ゴルフの飛距離を伸ばすためには、効率のよい練習を！

ゴルフの飛距離について解説しました。現状、自分がどの程度の飛距離なのかを把握して、具体的な目標を立てましょう。ドライバーやユーティリティごとの飛距離の目安も解説したので、目標を立てる際の参考にしてみてください。飛距離が伸びない原因を知り、自分がそのように振っていないか確認してみましょう。
また、飛距離を伸ばすためにはポイントもあります。合わないクラブを使っているなど、すぐに改善できるものもあるため、できることはすぐに改善をし、ミートの正確性やヘッドスピードを上げるなど、正しい練習が必要なものは、地道に改善していくのがよいでしょう。ポイントを押さえた効率のよい練習をして、ゴルフの飛距離を伸ばしましょう。