「あれ、最近変わった?」 そう思わせるくらい姿勢ってパワーがあるよね

「あれ、最近変わった?」 そう思わせるくらい姿勢ってパワーがあるよね

多忙な現代人のライフスタイルに24時間無理なく寄り添うことで、美しい身体に近づける機能性アイテムが揃う「DERIT TECH<デリットテック>」シリーズ。新商品「上半身から骨盤をととのえる機能性インナーウェア」発売にあたり、日々の装いに「デリットテック」をどんな風に取り入れていったらいいか、ファッション業界歴20年以上の経験を活かし、スタイリストとしてだけでなくファッションアドバイザーとしても活躍する長澤実香さんに伺います。

長澤実香

ファッションディレクター・スタイリスト
長澤実香/ Mika Nagasawa

ひとつひとつの仕事と丁寧に向き合い、モードからカルチャー、そして、ハイブランドのミックスなど エッジを効かせつつ洗練されたモードなスタイリングに定評がある。
切れ味のよいコメント、説得力のあるスタイリング提案は、業界での注目も高く、多くの俳優やモデル、タレントからも絶大な支持を得ている。
数多くのファッション誌や広告のスタイリングや、ブランドカタログのディレクションなど幅広く活躍中。

https://www.instagram.com/nagasawamika/

目次

佇まいがきれいだと、人は素敵に見える

――スタイリストとしてモデルや俳優だけでなく、様々なイベントで幅広い年齢層の方にパーソナルスタイリングのアドバイスなどもされている長澤さんは、ありとあらゆるボディバランスを見てきてらっしゃると思います。ファッションと姿勢の関係について感じることはありますか?

モデルしかり、俳優しかり、表現者といわれる方は、年齢に関係なく姿勢がきれい。そういうと、多くの方は「やっぱりスタイルがよくないと服は素敵に着こなせないんだな」と思われがちですが、そうではなくて。
姿勢によって着るものの似合い方も変わってくるってことなんです。決まりがよい、ファッションではよくこの表現を使うんですけど、姿勢が悪いと何を着ても良い感じに決まらない。Tシャツにデニムでも、モード感のあるファッションにしても、姿勢がよいか悪いかで見え方は全く別もの。
極端な話、千円の服が一万円に見えたりする。体型にしても「あれ?最近変わった?」と思わせることができるくらい、ファッションって実はすごく姿勢が大事です。

自分という個性も活かせるのが姿勢

――姿勢を意識すれば、誰でも美しいは手に入れられるってことですね。

私は154cmと小柄なんですが、どんなに願っても今から突然身長が高くなることはないじゃないですか(笑)。
だから、ないものねだりをするよりも、与えられた身体をどうやって活かしていくかに目を向けたほうがよい。それに自分という個性も活かせるのが姿勢だと思います。人と比べるのではなく、自分の身体と向き合うこと。そのポテンシャルを最大限に引き出してあげることが重要です。それってファッションのことだけでなく、人間関係も円滑にするんですよ。人は第一印象で相手に対しての信頼度を図るので。

――スタイリスト的観点から見ると、自分の個性を活かすために姿勢がすごく重要なんですね。

姿勢が良いと相手に対して信頼感を与えるんです。たかが姿勢、されど姿勢。対相手に与える印象は大きく違う。スマートフォンの普及に伴う現代病、首が前に出ていて、猫背で、骨盤が後傾している、まるで人間が退化したかのような姿勢で現れた人は、第一印象で「この人、大丈夫かな?」と構えてしまいます。そこは感情がある人間ですから、見た目が好感度に大きく影響します。
反対に、すごく清潔感のある身なりで姿勢がよい方だと、なんだがそれだけで「この人でよかったな」って気持ちになる(笑)。
それはビジネスにおいても有利だし、コミュニケーションも円滑に進めやすい。恋愛もそう。
素敵だなと思った異性がものすごい姿勢で座っていたり、歩き姿があまりにドタバタしていたらトキメキは半減してしまいますよね。

「私、何もやってない」のネガティブ

――忙しい現代社会、きれいになりたい、姿勢を正したいと思ってもなかなか行動に移せないという悩みを抱える方も多い気がします。

そういう方こそ、「デリットテック」に頼るとよいのにと思います。身体って習慣が出ますよね。
ダラダラしたひとは、ダラダラした身体になる。日常の選択の結果が“自分にとって最高なんです”と思えるならそれでよいけれど、そうでないから悩み、ストレスを抱えていくわけです。
そして、あなた用にアルゴリズムされたSNSの世界では、ジムやピラティスへ行ったり、理想の体重とヘルシーな食事を紹介したりと、憧れの身体で生活を送る人がいて、その映像を見るたびに“私、可愛くない”、“私、太ってる”、“私、全然充実していない”と落ち込む。
でもそれって、その人たちが追い込んでいるんじゃなくて、自分の思考が自分をネガティブにしている。今、世の中の多くの人の選択サイクルがそうなっていっているように思います。やったほうがよいことが分かっていても、いろいろな理由で行動に移せない人ってたくさんいると思います。
じゃあ、ただ着るだけ、ただはくだけで“やらなきゃ”というプレッシャーが軽減されていくならば?下着をつけず、裸で生活している人なんていないわけだから、必ずすることを「デリットテック」でやればよい。こんなに楽なことはないですよね。

――何もやってないどころか、毎日身体をケアしている人になりますね。

そう(笑)。とってもポジティブな気持ちになれます。はいているだけで勝手に姿勢を美しくするための指令を筋肉に出して骨盤をととのえてくれるんですよ!?
今日より明日、明日より3日後、3か月後、半年後、毎日優しく正しいポジションに戻ってねと促してくれることで、本来身体が持っている機能が最大限に活かされるコンディションになっていく。
それが自分でも分かるし、研究データとしても出ているインナーだったりするわけだから。それに、人間って24時間自分の身体を意識して姿勢を正しく保つことができないじゃないですか。
脳も違うことを考えるし、働いたり移動したりと行動もしているので、常に姿勢のことを考えるのは無理がある。
でもこのインナーやショーツをはくことで、自分で姿勢を戻さなきゃと思っていなくても、代わりにやってくれる。考えなくてもよくなる。意識的に“姿勢”と思う時間を、他のことに使える。それってすごく効率的だと思います。そこもこの商品のよさですね。

勝負下着の前に、勝負できる身体をメイク

――「デリットテック」はアクティブに活動しているときも、睡眠などの休息時間も常に正しい姿勢へと導くことで、ボディパフォーマンスの向上や疲れにくい身体づくりを目指している商品なのですが、どんな風に取り入れるとよいと思いますか?

男性はボクサー型のパンツも薄手の半袖インナーも、いつも着てらっしゃるものからスライドしやすいと思います。骨盤が安定すると体幹がしっかりするので運動のパフォーマンスもあがりやすいと聞いて、ゴルフが趣味の友人にプレゼントをしたら気に入って愛用しています。お値段的にも少しスペシャル感があるので、ギフトにもよいですよね。機能性を説明しながら渡すと会話も弾むし、喜ばれます。

――女性はどうでしょう?

ベストは毎日着用し続けることかもしれないけれど、こと女性は気分の高揚するランジェリーで自分のモチベーションをあげることも好きですよね。
「デリットテック」はいわゆるそういうポジションではないかもしれないけれど、あなたのパーソナルトレーナーのような心強い味方と考えたらよいんじゃないかな。
そう思うと、寝るときは「デリットテック」にしようかなとか、今日のファッションならインナーも着ようかなとか、可能な範囲で取り入れていくライフスタイルができていく気がします。

――長澤さんはどんな風に「デリットテック」を日常に取り入れていますか?

雑誌のお仕事で初めて「デリットテック」のショーツに出会ってから1年間、ほぼ毎日はいています。
自分のなかで納得しないと気が済まないタイプなので、最初は実験もかねてはき続けていました(笑)。
そうしたら骨盤を意識するようになったし、以前よりも身体のゆがみに気づけるようになってきたように思います。それに、お尻全体をしっかり包みこむデザインのショーツは、ヒップラインに段差ができない。そこも気に入っています。

気づきから進化が始まる

――お話を伺っていると自分の身体に意識を向けることの大切さに改めて気づかされます。

心も身体も「気づき」って人間にとってすごく素晴らしいこと。そこから進化が始まります。
例えば、ふと鏡に映る自分の姿に落ち込む、それはネガティブなことかもしれないけれど、姿勢の悪さに気づけたことはポジティブ。
身体が痛いな、なんで痛いんだろう、あ、足を組んでるからかな、じゃあこうしてみようとかね。気づかないと意識はかけられない。
そして、こうしたほうがよいと分かっているけど実行に移せない……という思考のときに、はじめの一歩としても「デリットテック」はすごく良いですよね。気づいたら365日これをはいて、自然と姿勢がよくなって、そうすると思考も変わってきて。
身体が楽に動けせるようになるから、ピラティスとかやってみようかなんて。たかがはくだけだけど、されどはくだけ。
だから皆さんも一回、自分の身体を使って実験してみてほしいなって思います。これを選んではくという生活にした時点で、あなたの意識は変わっているんですけどね。