
疲労回復に効果のある食べ物があるということは、疲労回復を妨げる食べ物も存在するということです。そこで本記事では、疲れやすい食べ物をご紹介します!極度に疲れているときは、本記事でご紹介する食べ物を避けるようにしてみてくださいね。どうしても食べたい人のために、食べたくなった時の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
疲労回復に効果のある食べ物があるということは、疲労回復を妨げる食べ物も存在するということです。そこで本記事では、疲れやすい食べ物をご紹介します!極度に疲れているときは、本記事でご紹介する食べ物を避けるようにしてみてくださいね。どうしても食べたい人のために、食べたくなった時の対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
本項では、疲れやすい食べ物を8つご紹介します。疲れやすい食べ物とは、消化等の過程で身体に負担を与える可能性のある食べ物です。栄養が一切なく、有害であるという意味ではありません。上手く付き合う必要のある食べ物として、覚えておきましょう。
果実飲料や炭酸飲料、乳性飲料など甘みのある飲み物は、身体が疲れやすくなる恐れがあるため注意が必要です。甘い飲み物の中には、砂糖(糖質)が含まれています。砂糖を摂取すると、脳内のドーパミンやセロトニンの分泌量が増加し、急激に減少するのです。ホルモンが急激に減少すると、身体は極度の疲労を感じ、緩和させるためにまた甘い食べ物や飲み物が欲しくなります。
また、甘い飲み物は体内に吸収される時に、ビタミンB群やカルシウムを消費します。ビタミンB群やカルシウムは、他のエネルギー代謝にも用いられる重要な栄養です。体内ではビタミンB群やカルシウムが不足し、エネルギー減少による疲れが生じてしまいます。気持ちが不安定になったり、うつ状態になったり、細胞の老化による疲労感が増加したり、多くのデメリットが懸念されるのです。
加工肉は、身体が疲れやすい食べ物だといえます。なぜなら、加工肉には以下のような成分が含まれているからです。
加工肉は脂肪や塩分が多く、食べすぎると体内の水分バランスが乱れてしまいます。脱水症状や血圧の上下により、疲れやすい状態になるのです。また、過剰な塩分は腎臓や脳内血管など内部にも大きな負荷をかけるため、非常に疲れやすい食べ物だと言えるでしょう。
白米やうどん、パンなどの白い炭水化物は、身体が疲れやすい食べ物です。白い炭水化物を食べると、血糖値が急上昇します。上昇した血糖値が下がる時、だるさや倦怠感を感じるため、疲れやすい食べ物と評価できるのです。また、血糖値の急激な変動は、動脈硬化や心血管疾患等のリスクもあり、大量摂取には十分注意しなければなりません。
マーガリンやショートニングなどの加工油脂には、トランス脂肪酸と呼ばれる成分が含まれています。トランス脂肪酸は悪玉コレストロール(LDL)を増やし、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞などのリスクを高めるため、注意が必要な食べ物です。
また、トランス脂肪酸は、ホルモン分泌や神経伝達に影響し、疲労感や自律神経の乱れを誘発する可能性があります。自律神経の乱れは、睡眠障害や精神疾患など、多くのトラブルに関わるため注意しなければなりません。
しかしながら、近年の加工技術の発展により、トランス脂肪酸を多く含まないマーガリンも発売しています。ショートニングも同じく、良質な製品が次々に発売されていますので、ぜひチェックしてみましょう。
スナック菓子は、一時的な疲労感の軽減を感じる食べ物です。しかしながら、実際には血糖値が上昇し、急降下するため、疲れやすい食べ物だといえます。血糖値の急上昇及び急降下は、眠気や倦怠感、集中力の低下をまねくため注意しなければなりません。
また、スナック菓子の過剰摂取は、肥満リスクを高めるため摂取量にも注意が必要です。身体が重くなると運動がめんどうに感じ、体力が落ちていきます。エネルギー代謝の低下や睡眠の質も悪くなり、疲れやすい悪循環に陥ってしまうのです。
菓子パンを食べた後、頭が痛くなったり、ぼーっとしたり、不調を感じた経験はありませんか?菓子パンには、血糖値を急上昇・急降下させる成分が含まれているため、食べた後に疲れを感じやすく、頭痛や倦怠感などの不調も生じてしまうのです。
また、菓子パンを食べた後に血糖値が急降下すると、脳の働きが落ち、イライラや不安感を感じやすくなります。気分の浮き沈みが生じ、精神的な疲れも感じさせる食べ物です。
インスタントラーメンには、長持ちさせるために様々な添加物が含まれている場合があります。そのため、消化器系に負担をかけ、疲労の原因になってしまうのです。また、インスタントラーメンのみを食べる食習慣は、栄養バランスが乱れ、身体にとって必要な栄養素が不足してしまいます。さらに、塩分過多による健康被害も懸念しなければなりません。
ジャンクフードは、頻繁に食べ続けると、身体が疲れやすくなる場合があります。その理由は、高カロリーかつ低栄養だからです。高カロリー食は、身体に大きな負担を与えます。消化する際に必要な栄養素も不足してしまうため、食べ過ぎには注意しなければなりません。
また、脳疲労によって、ジャンクフードの過食が止められないといった研究データも存在します。(参照:
疲れやすい食べ物とわかっていても、食べたい気持ちを抑えられないことがあります。そのような場合の対処法は、下記のとおりです。
疲れやすい食べ物は、栄養バランスが偏る場合が多く、エネルギー代謝に必要な栄養素が不足し疲れやすくなってしまいます。そのため、栄養バランスを整えるようにしてみましょう。たとえば、ジャンクフードを食べる際は、コンビニでサラダを買って一緒に食べるなどです。
また、今回ご紹介した食べ物全てが、身体に悪いわけではありません。加工技術の発展により、身体に良い成分を含んだ食べ物も販売されています。そのため、製品に記載されている栄養成分表示を確認する癖をみにつけてみましょう。
疲れやすい食べ物は、できるだけ避けるのが賢明です。しかしながら、我慢をし続けることは精神衛生上良いとはいえません。ストレスの原因となり、トラブルの要因になりえます。そのため、どうしても食べたいと感じた時は、今回ご紹介した対処法を試してみましょう。疲れやすい食べ物も、食べ方ひとつで安心して食べられるようになりますよ。