骨盤の痛みは大病の知らせ?骨盤の痛みが生じた際にやるべきこと6選

骨盤の痛みは大病の知らせ?骨盤の痛みが生じた際にやるべきこと6選

骨盤の痛みを正しく理解し適切な対処法を実践して!

身体の中心部分にある骨盤に痛みを感じると、「大病ではないか…」「原因がわからない…」など大きな不安を感じる人は少なくありませんまた原因がわからないことから、何科を受診すればいいのかもわからず、さらに不安だけがつのります。そこでこの記事では、骨盤に痛みを感じた際にやるべきことをご紹介しましょう。何科を受診すればいいのか、どのタイミングで病院に行けばいいのかなど、詳しく解説します。後項では、骨盤の痛みに隠されたスピリチュアルな意味もご紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

目次

骨盤の痛み別原因一覧

骨盤の痛みは大病の知らせ?骨盤の痛みが生じた際にやるべきこと6選

本項では、骨盤の痛み別の原因をご紹介します。正しく判断するためには、自分に生じる骨盤の痛みを詳しく理解しておかなければなりません。左右どちらから痛みが生じているのか、どのような時間帯で痛みが生じるのかできるだけ思い出してみましょう。骨盤の痛みについてより深く知りたい人は、下記記事も参考にしてくださいね。

左の骨盤の痛み

骨盤の痛みは大病の知らせ?骨盤の痛みが生じた際にやるべきこと6選

左の骨盤の痛みとして考えられるのは、臓器や婦人科系の疾患、神経系、骨盤の歪みです。月経周期に心当たりがある人や左側だけではなく中心部にも痛みを感じる人は、婦人科系の疾患を疑ってみましょう。

左の骨盤の痛みに関係する臓器は、すい臓、脾臓、胃、腸です。他に、大腸、子宮、卵巣、尿管、膀胱などが関係する場合があります。多くの臓器が該当するため、痛みを感じる部位をより明確にしてみましょう。左側の背中側が痛むのか、前面部分が痛むのかなどです。チクチクとした刺すような痛みが続くのか、重く不快な痛みが一瞬あるのかなどによって、原因が変わってきます。

右の骨盤の痛み

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右の骨盤に痛みを感じる要因として、尿管結石、卵巣茎捻転、動脈瘤破裂、急性虫垂炎等が考えられます。右側の腰付近に痛みを感じる場合は、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症などが考えられるため、痛みの場所をより正確に思い出してみましょう。

骨盤そのものではなく、右側の骨盤付近に痛みを感じる場合は、便秘、腸炎、仙腸関節障害も考えられます。ただし、数日前に激しい運動をした人や何かしらにぶつけた覚えがある場合は、打撲や筋・筋膜性疼痛症候群(筋肉痛)の可能性も高いため、数日前の行動と照らし合わせながら判断してみましょう。

女性の骨盤の痛み

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骨盤の痛みは、肉体の性別によって懸念事項が変わることをご存じでしょうか。女性の場合、月経周期による影響、婦人科系の疾患、骨盤内炎症性疾患(PID)が考えられます。骨盤内炎症性疾患は、性感染症です。

女性だけに生じるトラブルではありませんが、生殖器の違いから痛みを感じやすいと言われています。また女性に多いものではありませんが、泌尿器系、消化器系、筋骨格系のトラブルが潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。痛みを感じる部位を押した際痛みを感じるのか、発熱や嘔吐、ふらつきなど痛み以外の不調が発生しているかなど、総合的な判断が求められます。

男性の骨盤の痛み

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骨盤に痛みを抱える男性の要因としては、前立腺炎などの泌尿器系、骨盤痛症候群、胃腸炎や便秘、大腸憩室炎などが考えられます。大腸憩室炎は主に左の下腹部に痛みが生じるため、骨盤のどこが痛いのか思い出してみましょう。

骨盤の右側のみが痛い場合は、肝炎、胆のう炎、肝臓がん等が考えられます。ただし、痛みだけでの判断は難しく、発熱や嘔吐、ふらつきなどがないか総合的に判断しなければなりません。また女性と同様に、痛みを感じる前後の生活習慣との照らし合わせも必要です。激しい運動をしていたり、通常よりも長い時間歩いたなど、外的要因による痛みの可能性もあります。

病気の痛み

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骨盤に痛みが生じる理由として、外的要因と内的要因の2種類が考えられます。外的要因とは、運動やどこかにぶつけたなど、体外による影響です。痛みが生じている場所を押すと痛みが強まる場合、同じ動作で痛みが生じる場合などは外的要因の可能性が高いと言えるでしょう。

一方、骨盤の痛みの他に、発熱や嘔吐、ふらつきなどが生じている場合は、内的要因が考えられます。ただちに癌などと判断することは大変難しく、専門医でなければ見極められません。

骨盤に痛みを感じた時の対処法6選

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骨盤に痛みを感じたからといって、それらが全て癌などの大病に繋がるわけではありません。冷静に状況を見極め、正しい対処法を実践する必要があります。そこで本項では、骨盤に痛みを感じた時の正しい対処法を6つご紹介しましょう。

観察

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骨盤に痛みを感じた時、最も最初に行うべき行動は観察です。
〇いつ(時期)発生したか
〇痛みの継続時間はどれくらいか
〇痛みの頻度はどれくらいか
〇痛みは徐々に重くなっているか
〇痛み以外の不調はあるか
上記項目を参考に、骨盤の痛みを分析してみましょう。痛み以外の不調として、発熱がある場合は計測しておく必要があります。また、発生時期に関して、前後の出来事もまとめておくと安心です。たとえば、過度なスポーツを行った、転倒した、階段を登ったなど。前後の状況をまとめておくと、痛みの原因がより明確になります。

休息

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スポーツや転倒など外的要因で骨盤に痛みが生じている場合は、安静も一つの方法です。無理に動かしたり、筋肉を鍛えたりするのは逆効果になる場合があります。数週間安静にしていても骨盤の痛みが改善しないまたは、悪化している場合は、他の方法を試す必要があります。

ただし、骨盤の痛みの要因が内的要因の場合、休息が必ずしも有効ではありません。時間の経過とともに内部の状態が悪化する恐れもあるため、早期に行動を起こす必要があります。

ストレッチ

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特定の動作をした時にのみ痛みが生じる場合はストレッチをおすすめします。骨盤に関連する筋肉または腱が硬化し、動きの度に痛みを生じさせている可能性があるためです。また、ストレッチは骨盤のゆがみや前傾・後傾の改善も期待できるため、痛みの予防にも役立ちます。

筋トレ

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特定の動作をした時にのみ痛みが生じ、さらに痛みの強さが落ち着いている人には筋トレをおすすめします。骨盤は筋肉不足により歪みや偏りが生じ、痛みが発生するため、筋トレで筋肉を増加させると、痛みの予防に繋がるためです。

ただし、骨盤の痛みが収まっているまたは落ち着いている時期でなければなりません。骨盤が痛い状態でトレーニングを行うと、本来負荷のかからない部位に過度な負担がかかってしまいます。骨盤だけではなく、他の関節や筋肉まで痛む可能性があるため注意しましょう。

何科を受診すればいいのか

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骨盤に痛みが生じる場合は、病院での検査も考えなければなりません。その際、受診する科は整形外科です。整形外科は、骨、筋肉、じん帯、運動機能に関連する神経などを取り扱っています。筋組織の疾患や外傷にも扱っているため、外的要因・内的要因どちらにも対応可能です。

ただし、女性の場合は、婦人科または産婦人科も視野に入れておく必要があります。女性の骨盤の痛みは、産前・産後、月経周期など女性特有の理由が関係している場合もあるためです。妊娠の可能性がある女性や出産後の女性、PMS等が激しい女性は、婦人科または産婦人科を検討しましょう

病院に行くべき基準

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骨盤の痛みを感じた際、病院に行くべきか否か迷う人は非常に多いです。大前提として、病院に行ってはいけないタイミングはありません。何かしらの不調を感じた際は、気軽に病院を利用するようにしましょう。

そのうえで、病院に行くべき基準をいくつかご紹介します。1つ目は、痛みが長期化している場合です。1ヶ月以上同じ箇所に痛みが生じている場合は、病院での受診を検討しましょう。2つ目は、痛みの頻度です。毎日痛みが生じている場合や、痛みにより日常生活が辛いと感じる時は、医療に頼ることも検討しましょう。3つ目は、発熱や嘔吐など、痛み以外の不調が発生している場合です。骨盤以外も痛みを感じるようになった人は、病院へ行くことも考えておきましょう。

骨盤の痛みに隠されたスピリチュアルな意味

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骨盤や身体の痛みが発生した際、スピリチュアルなメッセージと受け取る人もいます。本項では番外編として、骨盤の痛みに隠されたスピリチュアルな意味をご紹介しましょう。スピリチュアルに興味がある人は、参考にしてくださいね。

骨盤は信頼の表れ

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骨盤や股関節は人間の中心部分にあり、スピリチュアルでは”信頼”を表していると言われています。骨盤全体には支える・支えられているという意味があり、痛みは滞在的潜在的な不安感を表しているのです。

人を信頼しても裏切られるまたは、自分自身を信頼できないと感じていませんか?こういった信頼感の不安定さが骨盤や股関節の痛みとなって表れている可能性があるようです。また、人のために自分を犠牲にしなければならないと感じている人も、骨盤の痛みが生じやすくなります。

右足(右股関節)付け根の痛み

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スピリチュアルの世界では、身体の右側と左側でそれぞれ異なる意味があります。右側は、男性性、現在、未来を意味し、痛みは不一致の表れです。父親や身近な男性との関係が上手くいっていない、または破綻の予兆と捉えることができます。

また、現在の生活及び未来の自分に不安を感じている可能性もあり、自身の気持ちを深く探ってみましょう。ちなみに、男性性とは、当事者が男性であることを望んでいるという意味合いではありません。男性性とは、主張する力、突き進む原動力、社会的な秩序や倫理を意味し、それらが上手くいかないと感じると痛みとして表れます。

左足(左股関節)付け根の痛み

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身体の左側は、女性性や過去を表しています。女性性とは、誰かを受け入れる力、家族、母性、感情などを意味し、過去はそのままの意味合いです。左足の付け根や左股関節、左の骨盤のみが定期的に痛む人は、女性性に関する事柄もしくは、過去に原因があるかもしれません。

過去に起きた出来事で、トラウマを抱えていませんか?家族に受け入れられていないと感じていませんか?こうした不安感が、左側の痛みとして表れている可能性があります。また左側の怪我、倦怠感は別の意味も持っているため詳しくご紹介しましょう。

まずは、左側だけ怪我をする場合、人の優しさを受け止められていないことへの警告です。周囲の人々は、あなたを助けようと必死に手を差し伸べています。しかしながら、その手に気づかず、掴んではいけない手を掴もうとしていることへの警告です。

次は、左側の倦怠感をご紹介します。左側の倦怠感は、他人からの嫉妬や恨みなどマイナスな感情によるものです。これは、家族や友人、知り合いに限定されているわけではありません。あなたのSNS投稿を見て嫉妬心を向けている人や、話したこともない相手から何かしらのマイナスな感情を向けられている可能性があります。

太ももの付け根の痛み

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太ももの付け根の痛みは、プライドと決意のアンバランスさを表しています。決意した事柄と、自身のプライドとの間で、揺れ動いている状態です。そのため、強行すると後悔するといった警告とも読み取れます。新しいことをスタートさせる時期としては、早すぎることを懸念し、痛みが生じている可能性があるでしょう。

ちなみに、太ももの外側の痛みや突っ張るような不快感は、欲求不満を表しています。性的な欲求不満だけではありません。やりたいことがやれない現状など、日常生活に関する欲求不満も表しています。

骨盤の痛みを正しく理解し適切な対処法を実践して!

骨盤の痛みは大病の知らせ?骨盤の痛みが生じた際にやるべきこと6選

骨盤の痛みには、様々な原因が考えられます。転んだりぶつけるなどの外的要因から、臓器や骨の不調などの内的要因まで様々です。あらゆる要因が考えられるため混乱してしまうかもしれませんが、まずは自分の痛みの状況を正しく把握し整理しておきましょう。痛みを理解すると解決策をスムーズに見つけられますし、予防方法も実行できます。まずは的確に痛みを把握し、適切な対処法を実践してみてくださいね。