今回は上半身と骨盤についてお話します。
何となくの疲れがとれないと感じることはありませんか。
毎日のデスクワークやPC作業、スマホ操作など集中して気づいたら何時間も同じ姿勢だったということは多いのではないでしょうか。
この“同じ姿勢がずっと続く”という現象は、筋肉を活動させる機会を無くし、固めることで体を支えてしまいます。例えば、力こぶを作って、それを保ってみてください。そうすると力を込めている筋肉はとても固くなっていくことを感じると思います。そのような状況が座っていることで体幹や肩・首さらには骨盤周りの筋肉などで起こっています。
とても大変ですよね。
上半身の固まりは、首肩のコリだけでなく、眼精疲労やめまい、呼吸が浅くなる、眠りにくい、疲れがとれないなどの不調にもつながり、お腹が圧迫されるために胃腸の働きが悪くなるかもしれません。
加えて、背中の丸まりやいかり肩のようなスタイルになってしまい、背中に脂肪がつきやすく、二の腕のたるみにもつながってしまいます。
上半身を固めず、適切に体を支えることは作業パフォーマンスアップやスタイルアップにも欠かせません。
では、上半身を緩めればよいかということ、それだけでは不十分。支えられる体にしていくことが重要です。支えられる体?と思いますよね。上半身の柱になっているのはよく見ると背骨だけ。背骨を支えているのは…骨盤です。
つまり、上半身をストレッチしても骨盤周囲の筋肉がうまく動いていないと元の姿勢に逆戻りし、背中が丸まって頭を前に突き出す姿勢となります。つまり、上半身の固さを生む要因は骨盤の崩れなのです。
骨盤の崩れを防ぐために重要なのは腹直筋と前鋸筋です。日々の生活の中で、脇とお腹をほぐしてみてはいかがでしょうか。
姿勢がよくなり気分がすっきりするかもしれません。
あとは、同じ姿勢を続けない、途中で立つ、伸びるなど30分に1回はリセットすることが大切です。
金子 雅明
理学療法士
博士(医学):順天堂大学大学院医学研究科スポーツ医学講座 修了
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
NPO法人スポーツ医科学ネットワーク 理事
一般社団法人 East Shonan Sports Medicine Services 東湘医院 理事
専門分野
フットケアとコンディショニング / スポーツ傷害の予防とエクササイズ / トレーニング機器と健康器具の開発および科学的研究 / 主なトレーナー活動 / NPB プロ野球選手 コンディショニングサポート / プロテニスプレーヤー コンディショニングサポート / プロゴルファー コンディショニングサポート / 国内・国際テニス大会のオフィシャルトレーナー / 国民体育大会冬季大会フィギュアスケート競技 神奈川県選手団帯同トレーナー / 東京大学硬式野球部投手部門コンディショニングサポート
岡崎 倫江
医学博士
理学療法士
食コンディショニングトレーナー
国際医療福祉大学保健医療学部非常勤講師(2010年~2015年)
専門分野
女性のためのフィジカルケア / 食アドバイスおよび健康管理 / 女性のスポーツ傷害と予防


