今回はボディラインと骨盤の関係についてお話します。
薄着の季節になると、ボディラインが気になってくる方も多いのではないでしょうか。
女性らしい体つき、カービィボディなどしなやかでメリハリのある体は美しさからの観点だけでなく、実は体の機能性を高めていく上でもとても重要な目標に?なりますことです。
一見きれいな姿と思いがちな過剰に背中を反らせて腰を反っている姿勢は、私たちからみると首・肩を固めてしまっていることが多く、動きにくく呼吸しにくい状態で、実は良好な姿勢とはいえません。しなやかかつ安定している体であること、つまり骨盤、股関節、胸郭(胸椎含む)などの各パーツが柔軟かつ力を発揮できていることが、曲線美への近道なのです。
そして、曲線美は横ラインから!
毎日のデスクワークや家事・育児、スマホ操作などうつむいていることが多くありませんか?
それらはすべて前向きでの作業であり丸まった姿勢になりがち。そして、筋力が不足している状態でそれらの動きを繰り返していると、背中やお尻周りの筋肉を固めて対応するしかなくなり、気づいたら丸まった背中や反りすぎた骨盤となり、美しさを損なうだけでなく、ぽっこりお腹やストレートネックにつながってしまいます。
このような状態で姿勢を良くしようとして正すと、背中や肩に力が入りすぎて呼吸が浅くなっていませんか?
骨盤という“土台”からしっかりと整えていかないと背中を反らして逆に固めてしまうことになります。
では、背骨のS字カーブをしっかりと作り、曲線美を獲得するにはどうすべきだと思いますか?
まずは、背骨の土台となる骨盤を立て、その上に頭を乗せているイメージを持つことからはじめましょう。そこで大切な筋肉は、骨盤と背骨を支え柔軟な動きを作る、腹横筋と多裂筋です。この2つの筋肉が働かないと、良好な姿勢になれず曲線美になることも難しいのです。
日常生活の中で、合間に「両耳の穴の位置から真上に向かって線を伸ばすように立つ」というイメージを持って過ごしてみてください。
丸まらないことをこまめに気を付けていくだけでも、筋肉は少しずつ育っていきますよ。
金子 雅明
理学療法士
博士(医学):順天堂大学大学院医学研究科スポーツ医学講座 修了
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
NPO法人スポーツ医科学ネットワーク 理事
一般社団法人 East Shonan Sports Medicine Services 東湘医院 理事
専門分野
フットケアとコンディショニング / スポーツ傷害の予防とエクササイズ / トレーニング機器と健康器具の開発および科学的研究 / 主なトレーナー活動 / NPB プロ野球選手 コンディショニングサポート / プロテニスプレーヤー コンディショニングサポート / プロゴルファー コンディショニングサポート / 国内・国際テニス大会のオフィシャルトレーナー / 国民体育大会冬季大会フィギュアスケート競技 神奈川県選手団帯同トレーナー / 東京大学硬式野球部投手部門コンディショニングサポート
岡崎 倫江
医学博士
理学療法士
食コンディショニングトレーナー
国際医療福祉大学保健医療学部非常勤講師(2010年~2015年)
専門分野
女性のためのフィジカルケア / 食アドバイスおよび健康管理 / 女性のスポーツ傷害と予防


