骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正は自分でもできる!継続して骨盤を整えてみよう

健康や美容を意識する人にとって、骨盤矯正はもはや当たり前の手段です。そのため、整体やエステなど、施術メニューとして加える店舗も急速に増えています。しかしながら、忙しい人々にとって、通い続けることは難しく、自分で骨盤矯正できないか悩んでいる人も多いでしょう。そこで本記事では、骨盤矯正は自分でできるのか、自分で行うメリット・デメリットを詳しくご紹介します!骨盤矯正を自分でやるか、整体やエステを利用するべきか悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

目次

骨盤矯正は自分でできるのか

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤を矯正すると、スポーツ時のパフォーマンス向上から生活の改善まで、多くのメリットが受けられます。しかしながら、整体やエステに通う時間がない、費用をできるだけ抑えたいと考える人も珍しくありません。そのため、骨盤矯正を自分でできないか悩んでいる人は非常に多いです。そこで本項では、骨盤矯正は自分でできるのか詳しく解説します。また、骨盤矯正を自分でやるメリットと、整体やエステなどプロに頼るメリットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

骨盤矯正とは

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

まずは、骨盤矯正とはどのような行為なのか理解してみましょう。骨盤矯正とは、上半身と下半身の中心に存在する骨盤を、正しい位置に戻すことを目的とした施術または行為です。骨盤は、あらゆる動作に関係する骨組織のため、日常生活の影響を受け前後左右に歪んでしまいます。歪みによって、姿勢が悪くなったり、臓器や血管、リンパ管等が圧迫され正常な働きができなくなったりと、多くのデメリットをもたらすのです。

そのため、骨盤矯正はこうした不調の改善に役立ちます。ここで注意が必要なのは、骨盤そのものが歪むわけではないということです。歪みという言葉を聞くと、骨盤が変形するようなイメージを持つ人が少なくありません。複数の骨の総称である骨盤そのものが、病気以外の理由から直接的に歪むことはないのです。骨盤の歪みとは、前後左右どちらか一方に偏るまたは正常な位置にない状態を意味し、身体に対して骨盤が歪んでいると表現します。

骨盤矯正は簡単に自分でできるのか

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正は、自分でできます。特別な機器を使用しなくても、自宅や通勤途中などで手軽にできるのが大きなメリットです。ただし、自分で行うにあたって、知っておくべきことがあります。それは、自分の骨盤の状態です。自分の骨盤が前後どちらに傾いているのか、左右どのように歪んでいるのか正確に知る必要があります。正しく骨盤の状況を把握しなければ、正確な骨盤矯正も行えないためです。

整体やエステでは、感触等を利用し、骨盤の歪みを瞬時に把握できます。自分の骨盤の歪みや偏りが上手く把握できないと感じている人は、一度自分でチェックしてみるか、プロの手を借りるようにしましょう。

自分の骨盤は矯正が必要なのか

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

自分の骨盤の状態がよくわからないといった人のために、骨盤をチェックする方法をいくつかご紹介します。一つ目は、最も簡単にチェックできる靴底チェック法です。日常生活の中で頻繁にはく靴の底を見てみましょう。ハイヒールなど靴底が特殊な形をした靴ではなく、スニーカーのように、靴底全面が地面に接する靴が望ましいです。脚の親指部分と、かかとの外側が均等にすり減っていれば、骨盤は限りなく正常な位置にあると評価できます。ここでのポイントは、左右対象に削れていることです。右脚の靴底も左脚の靴底も、鏡で移したように左右対称に削れていれば骨盤は問題ありません。

靴底が内側のみすり減っているもしくは、前方部分のみすり減っている場合は、骨盤前傾の可能性があります。同時に、反り腰やX脚(外販膝)、内股歩きの人が多いです。かかと部分が大きくすり減っている人は、骨盤後傾の可能性があります。猫背や巻き肩、ズリ足で歩いている可能性が高く、骨盤が後方に傾いている状態です。靴底が左右非対称で削れている人は、骨盤に左右差が生じています。体重が無意識に偏り、骨盤や脚にも不均等な圧力がかかっているため、痛みが生じやすい状態です。

二つ目の方法は、目を閉じて行います。周囲に家具や、小さなお子様がいない状態で行ってください。まず目を閉じて、30秒間同じ場所で足踏みをしましょう。目を開けた時、最初の位置からどの程度離れているか、前後左右どちらに寄っているか確認します。前方に進んでいれば、骨盤前傾気味です。後方であれば、骨盤後傾の可能性があります。つま先が左側を向いている場合は、骨盤が左にねじれる(偏っている)可能性があり、右向きも同様です。

三つ目の方法は、立ち姿勢で行います。骨盤周辺の筋肉の硬化具合をチェックする方法です。ウエスト部分に親指以外の指を置き、親指はそこから10cmほど下の臀部側に置きます。臀部側に置いた親指だけを使って、グッと押してみましょう。親指が全く入り込まなかったり、痛みを感じたりする人は、筋肉の硬化が考えられます。

骨盤の歪みの原因は、筋肉不足、筋肉の硬化、日常生活の姿勢などです。そのため、筋肉が硬くなっていれば、筋肉をほぐすストレッチやマッサージが矯正方法として有効だと判断できます。今回ご紹介した方法をどれか一つだけ試してみるのも良いですが、複数の方法を試すことで、より骨盤の状況を詳しく知ることが可能です。ぜひ、試してみてくださいね。

骨盤矯正の効果・メリット

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正には様々なメリットがあり、続けると下記のような効果が期待できます。

〇正しい姿勢の維持
〇疲労感の軽減
〇腰・膝等の痛みの解消
〇運動時のパフォーマンス向上
〇循環器系の不調の改善
〇痩せやすい身体
〇安眠効果
〇怪我の防止効果

上半身と下半身を繋ぐ骨盤が整うと、正しい姿勢を維持できるようになります。反り腰や猫背、O脚やX脚の改善にも繋がり、日頃から感じていた疲労感の解消も期待できるでしょう。また、骨盤周辺が整うことで、筋肉や腱、周辺の循環器系が正常に働けるようになります。血管やリンパ管が整うことで老廃物の排出がスムーズになり、痩せやすい身体を作ることもできるため、ダイエットを行っている人には最適です。

珍しい効果としては、安眠効果でしょう。快適な寝姿勢が維持できないことから、安眠できない人は少なくありません。骨盤を矯正し、筋肉不足や筋肉の硬化が解消されると、睡眠時の姿勢も改善され安眠が期待できます。

自分でやる方法と整体ではどちらが効果的なのか

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正は、自分でやることもできますし、整体やエステなどプロの手を借りる方法もあります。それでは、それぞれのメリットをご紹介しましょう。自分でやる骨盤矯正は、費用負担が少なく、いつでも行えるところがメリットです。整体やエステで骨盤矯正を行う場合、複数回通う必要があります。当然ながら、利用料が発生するため、費用を極力抑えたい人には適さない方法です。また、自宅や職場などでも骨盤矯正は行えるため、店舗に出向く必要がなく、スケジュールを調整する必要がありません。仕事や育児、プライベート等が忙しい人には、自分でやる骨盤矯正がおすすめです。

一方、整体やエステなどプロの手を借りる骨盤矯正のメリットは、やはり技術力の高さでしょう。骨盤だけではなく、全身の仕組みを理解しているため、総合的な作用が期待できます。専門的知識と技術により、自分でやる方法よりも速く変化を感じられるのがメリットです。ただし、整体やエステに勤める人全てが、専門的知識や技術を持ち合わせているわけではありません。整体やエステは、特別な資格を持っていなくても働ける場所であり、骨盤矯正の施術を行っても違法ではないのです。そのため、店舗選びが重要だと言えるでしょう。

自分でできる骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

本項では、自分でできる骨盤矯正方法5つをご紹介します。

①姿勢の改善

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正と聞くと、仰々しい施術を想像するかもしれませんが、実は姿勢の改善を意識するだけで骨盤に変化が表れるのです。たとえば、立ち姿勢の時、どちらか一方の脚に体重を乗せていたり、片足を壁に着け、身体を支えたりしていませんか?こうした左右非対称の圧力は、骨盤の歪みに繋がります。 また、座り姿勢で脚を組む、姿勢を正すために背すじを伸ばす等の癖はありませんか?脚を組むと筋肉が硬化しやすく、圧力も不均等に生じるため避けましょう。姿勢を正すために背すじを伸ばす行為は、一見すると良い動作のように感じられますが、反り腰になる要因です。姿勢を正す際は、背すじを伸ばす意識以上に、骨盤を立てることを意識しましょう。 このように、姿勢の改善を行うだけで、骨盤を矯正することができます。時間はかかってしまうものの、無料で実施できますし、いつでもどこでも自分の意識のみで行える簡単な方法です。

②骨盤矯正体操

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正体操は、誰かのサポートが必要なく、自分で行える骨盤矯正方法です。簡単に行えるものが多く、年齢や性別を問わず実施できるところも魅力でしょう。詳しい方法が知りたい人は、下記記事を参考にしてくださいね。

③骨盤矯正ストレッチ

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正ストレッチは、身体への負担が少なく、妊娠中や出産直後にも実施できるところが魅力です。筋肉の硬化が原因で骨盤が歪んでしまった人に、特に効果的な方法だと言えます。また、骨盤の不調だけではなく、膝や腰、肩や首などあらゆる場所の不快感解消にも繋がるため、ぜひ生活に取り入れてみましょう。骨盤矯正ストレッチについて詳しく知りたい人は、下記記事を参考にしてくださいね。

④筋トレ

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

筋肉不足により骨盤が歪んでしまった人におすすめするのが、筋トレです。骨盤に関連する筋肉を鍛えることによって、骨盤を正しい位置に戻すだけではなく、骨盤が偏りにくい身体を作ることができます。ただし、前半でご紹介した体操やストレッチよりも身体に負荷を与えるため、痛みや不快感がある場合には無理のない範囲で行うようにしましょう。骨盤矯正のための筋トレについて詳しく知りたい人には下記記事がおすすめです。

⑤骨盤矯正グッズの利用

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤を矯正する便利なグッズをご紹介します。

〇骨盤矯正ベルト
〇骨盤矯正ガードル
〇骨盤矯正椅子
〇骨盤矯正クッション
〇骨盤矯正トレーニングマシン

いずれも、骨盤を自分で矯正するアイテムです。骨盤矯正ベルトやガードルは身につけるだけのため、手軽に骨盤矯正ができます。骨盤矯正椅子やクッションは、座っているだけで骨盤を矯正できるアイテムです。座り時間が長い人に適しています。

骨盤矯正トレーニングマシンは様々な商品が販売されているため、一部ご紹介しましょう。

〇開脚ストレッチャー
〇矯正フラフープ
〇ストレッチポール
〇内転筋トレーニング器具
〇骨盤矯正インソール

コンパクトな製品もありますが、大きい製品もあるため、自宅の状態やライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

骨盤矯正は自分でもできる!継続して骨盤を整えてみよう

骨盤矯正は自分でできる?自分一人でできるおすすめの骨盤矯正方法5つ

骨盤矯正は、自分でもできます。ポイントは二つあり、一つ目は骨盤の状態を正しく把握することです。本記事でご紹介したチェック方法を試し、骨盤の状態を深く知ってみてくださいね。二つ目は、継続です。自分で行う骨盤矯正は、変化が表れるまでに時間を有します。そのため、飽きずに続けることが大切です。ぜひ、マイペースに続け、骨盤を整えてみてくださいね。